AS-MARUとは? 人的ミス防止と完全管理で支える、マルコーのアスベスト分析品質

AS-MARUとは? 人的ミス防止と完全管理で支える、マルコーのアスベスト分析品質

前回は、検体受付から報告書作成までの分析プロセスをご紹介しました。
今回はその続編として、マルコー独自の管理システム「AS-MARU(マルコーアスベストシステム)」が、どのように人的ミスを防ぎ、検体を徹底的に管理しているのかをご紹介します。

目次

AS-MARUは「受付から報告書まで」をつなぐ管理システム

アスベスト分析では、検体の受付、登録、前処理、灰化、XRD、偏光顕微鏡、確認、報告書作成、納品まで多くの工程があります。

工程が多いからこそ、重要になるのが「誰が、いつ、どの検体を、どの工程で確認したか」を明確に残すことです。

AS-MARUでは、検体を受け付けた時点から報告書を作成するまで、ひとつの流れとして管理します。
これにより、検体の取り違え、入力漏れ、確認漏れ、進捗の見落としなどを防ぐ体制づくりを行っています。

人的ミスを防ぐための検体登録

人的ミスを防ぐための検体登録

お客様から届いた検体は、まずAS-MARUへ登録します。

登録時には、受付日、依頼者情報、現場名、検体番号、建材名、採取箇所、分析方法、納期などを整理します。
検体ごとに情報を紐付けることで、「どの検体が、どのお客様の、どの現場の、どの建材なのか」を明確にします。

この最初の登録が、後工程すべての基準になります。
マルコーでは、この受付段階を非常に重要な工程と考えています。

検体の取り違えを防ぐ仕組み

検体の取り違えを防ぐ仕組み

アスベスト分析で絶対に避けなければならないのが、検体の取り違えです。

AS-MARUでは、受付時に登録した検体情報をもとに、前処理、分析、確認、報告書作成まで同じ管理番号で追跡します。

工程ごとに情報を確認しながら進めることで、「似たような建材」「同じ現場から複数届いた検体」「郵送検体が重なる日」でも、検体ごとの管理を徹底しています。

工程ごとの進捗を見える化

工程ごとの進捗を見える化

AS-MARUでは、検体が今どの工程にあるのかを把握できるようにしています。

受付済み、前処理中、灰化済み、XRD確認中、偏光顕微鏡確認中、判定確認中、報告書作成中、納品済み。

このように工程を見える化することで、作業の抜けや遅れを防ぎます。

また、お急ぎの検体や納期が近い検体も把握しやすくなり、社内での優先順位確認にも役立っています。

前処理・灰化工程も記録管理

アスベスト分析では、前処理の品質が結果に大きく関わります。

特にセメント成形板、塗材、接着剤、床材などは、余分な成分が多く、そのままでは顕微鏡観察が難しい場合があります。

マルコーでは、灰化処理や独自の前処理を行い、顕微鏡観察に適した状態へサンプルを整えます。

AS-MARUでは、こうした前処理の状況も管理し、どの検体にどの処理を行ったかを確認できるようにしています。

XRD・偏光顕微鏡の結果を総合管理

XRD・偏光顕微鏡の結果を総合管理

マルコーでは、X線回折分析(XRD)による数値的・データ的な確認と、偏光顕微鏡による視覚的な確認を組み合わせています。

XRDでは鉱物データを確認し、AI技術も活用しながらスクリーニングを行います。
そのうえで、偏光顕微鏡により繊維形状や光学的特徴を確認します。

AS-MARUでは、こうした複数の確認結果をひとつの検体情報として管理し、最終判定の根拠を整理します。

3名確認によるチェック体制

3名確認によるチェック体制

マルコーでは、1人だけの判断で結果を確定するのではなく、同じサンプルを複数名で確認しています。
3名で同じサンプルを確認することで、見落としや判断の偏りを防ぎ、より安定した判定につなげています。

数値的確認、視覚的確認、データ的確認を組み合わせ、総合的に判断することがマルコーの分析品質を支える大切な取り組みです。

報告書作成時の確認漏れを防ぐ

報告書作成時の確認漏れを防ぐ

分析が完了した後は、AS-MARUに登録された情報をもとに報告書を作成します。

報告書作成時には、現場名、検体番号、建材名、分析結果、判定内容などに誤りがないかを確認します。

受付時の情報と分析結果を照合することで、入力間違いや記載漏れを防ぎます。

通常は3営業日以内に報告書を作成し、PDFにてメール納品しています。

完全管理は、お客様への安心につながる

完全管理は、お客様への安心につながる

AS-MARUによる管理は、社内作業を効率化するためだけのものではありません。

お客様からお預かりした大切な検体を、正確に管理し、確実に分析し、信頼できる報告書としてお届けするための仕組みです。

アスベスト分析は、解体工事や改修工事の判断に関わる重要な業務です。
だからこそ、マルコーでは人的ミスを防ぐ仕組みづくりと、受付から納品までの徹底管理を大切にしています。

AS-MARUで管理する主な流れ

工程管理内容ミス防止のポイント
受付検体情報・依頼内容を登録取り違え防止、受付漏れ防止
前処理灰化・独自前処理の状況管理処理漏れ、工程飛ばし防止
XRD鉱物データ・AIスクリーニング数値的・データ的確認
偏光顕微鏡繊維観察・光学的確認視覚的確認、見落とし防止
3名確認複数名で結果照合判断の偏り防止
報告書受付情報と分析結果を照合入力ミス、記載漏れ防止

株式会社マルコーの品質管理への取り組み

株式会社マルコーでは、現地調査、郵送検体分析、灰化処理、X線回折分析、偏光顕微鏡分析、報告書作成まで一括対応しております。

今後もAS-MARUを活用し、人的ミス防止と完全管理を徹底しながら、お客様へ信頼性の高い分析結果をお届けしてまいります。

アスベスト調査・分析のご依頼は
お電話・フォーム・LINEにてご連絡ください。

082-509-5312
受付時間 9:00-17:00
[ 土・日・祝日除く ]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次